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2017年05月10日

『基礎ゼミ宗教学』が伊勢新聞に紹介されました 。

「宗教学」で初めての「アクティブラーニング」用テキスト『基礎ゼミ宗教学』を世界思想社から4月20日に刊行しました(1900円+税)。川又俊則教授も編者の一人として、全国で活躍している13人の専門家、編集者と創意工夫を重ねて完成させました。

 

佛教大学はじめ全国の大学で「宗教社会学」「現代宗教論」などの授業に利用され、自ら考えたことを他の受講生とディスカッションするなど、主体的な学び成果の報告もあります。鈴鹿大学でも次年度開講の「宗教学」で用います。

 

皆さんは、宗教を遠い存在だと思っていませんか? 世論調査によれば、信仰を持つ日本人は約3割(第1章)ですが、お盆などで約8割がお墓参りに行き(第13章)、初詣をし、お祭り(第5章)や成人式(第4章)、聖地巡礼(第6章)など、実は日常的に宗教的なものに関わっています。

 

グローバル化(第11章)が進む現代、移民の宗教文化(第12章)への理解は、多文化共生社会を生きるうえで欠かせません。

心に深い傷を負った人たちへの心のケア(第15章)も問われます。

教員志望の方に必要な知識ではないでしょうか。

 

グループ・ディスカッション、ポスターセッション、ディベートなどさまざまなワークを駆使し、宗教を多面的に分析する能力、宗教情報を批判的に読解する能力を習得できる必読書になることを期待しています。早速、伊勢新聞北勢欄でも5月10日に紹介していただき感謝です。

 

皆さんもぜひご覧ください。

 

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