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三重県で活躍する卒業生-金融業から保険業に転身

夏休み中に古い卒業生とコンタクトを取りました。「懐かしい笑顔」でした。2004年度に国際文化学科を卒業した松村祐子さんは、現在、プルデンシャル生命保険で、ライフプランナー(スカウトマン兼営業所所長)をしています。卒業後まず百五銀行の子会社に就職しましたが、すぐに奮起して百五銀行に正式に採用されました。では、なぜ現在の会社に勤務することになったのでしょうか。直接に尋ねてみました。「銀行員として学ばせてもらい、三重と愛知を経験し、都会の人の金融知識のレベルの高さを感じました。三重とは違う。このままでは三重(地方)は負けると思いました。銀行に入った初心である、『若い人にも金融の知識をわかりやすく伝えたい』という私の根本精神を思い出しました。自分で判断する力を身につけることが必要と思ったのです。改めて三重の金融リテラシーを向上させたい!と思いながら銀行員をしていたときに、今の会社との出会いがありました」と目を輝かせて話してくれました。転職を決意するまでに時間はかからなかったそうですが、百五銀行には13年間勤務して、金融リテラシーを学びながら、お客様との「人間的な」つながりを大切にしたそうです。ゼミの担当だった私には、松村さんの一途でありながら、どこか冷めていた(冷静さがあった)性格を思い出します。上手く言えませんが、変化に対応できる性格と言えます。「今はこの会社で私が一緒に働きたいと思う人をスカウトしています。大学卒業後、就職した会社で長く勤めるのが正しいと思っている人が多いです。自分の人生を考える時間を確保することの大切さを伝えたいので、営業所長をやっています。プロマネジメントを日々学びながら実践し、自分自身の成長を楽しんでいます」とのことでした。こんなにも成長してくれた卒業生がいるなんて、とても感激しました。

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