南潤成くん（写真中央。1年生・韓国出身）は、令和4年度国内旅行業務取扱管理者試験に初チャレジし、一発合格の”鈴大観光伝説”を見事に果たしてくれました。
振り返れば5年ぶりの快挙となり、元副学長・高嶋重次教授（2016年に定年退職）から受け継がれる伝統は、再び感動の瞬間を与えてくれました。

周知のように、旅行業者等は旅行サービスの取り扱いにおいて、その営業所ごとに1名以上の資格保有者・管理者を置かなければならないことになっています。
本資格は、数多ある観光関連の資格・検定において唯一の国家資格です。
南くんは、一般日本人学生でも難解な旅行法令・約款と丁寧に向き合い、その高得点からも日本語公文書の読解力の高さが伺えます。

わが国47都道府県の観光資源の分布状況はもちろん、旅行実務において、交通各社からなる運賃・料金体系を総合的に把握できているところも評価に値します。
的確な情報処理能力と判断能力を身につけていなければ、この様にはいきません。
彼が伝説を成しえるまでの道のりは、特集インタビューを別途組んでご報告いたします。
ご期待ください！

学生たちに何より大切してほしいのが勉強の仲間の存在です。
朴世炫くん（写真右。1年生・韓国出身）は、ここ半年間にわたり正課外の勉強会にも自主的に参加しました。
共に頑張った時間を大切にし、仲間の晴れ舞台を心底喜んでくれる貴重な戦友です。

【観光ビジネス領域　郭 育仁】