2024年08月27日
養護教諭コースの学生が1年生に救急法を指導しました
こども教育学部の養護教諭コース3年生の学生10名が、こども教育学部1年生45人を対象に、救急法の指導を行いました。
多くの学校ではこどもの健康と安全を守るため、養護教諭が計画・運営する救急法の職員研修を定期的に行っています。
新採教員役の1年生に養護教諭役の3年生が、「胸骨圧迫法」「AEDの使用法」「救急車の呼び方」「エピペンの使用法」につい
て教えました。
3年生は、事前に指導方法や準備物、場所の設定を入念に検討しました。
参加した1年生からは、「救急車が到着するまでの8 分間、胸骨圧迫を続けるのはとてもしんどく、複数で交代してやることが大事だと感じた」「救急車を呼ぶためには、学校の住所や電話番号は常に言えるようする必要があり、また、その場の状況を迅速に伝えることが大切だと感じた」「エピペンは正しい位置に安全に打つことが大切で、先輩が言われたように声をかけて安心させることもしっかりと行いたいと思った」という感想がありました。
この研修は1年生は「学校保健(学校安全を含む)」(卒業必修)で、3年生は「学校保健演習」(中高保健免許必修)の授業で行いました。
3年生は、学校看護学実習等での学びや日本赤十字社の救急員資格を取得しています。こども教育学部では実践力のある教員の養成を行っています。