６月２日（金）「学校保健（学校安全を含む）」で津市教育委員会事務局人権教育課の奥村浩子先生、石山愛先生に「外国につながる子どもへの支援」について授業をしていただきました。ここでは、養護教諭、小学校教諭、幼稚園教諭・保育士をめざす学生が一緒に学んでいます。
津市の小中学校・義務教育学校に在籍する外国につながる子どもの状況を知るとともに、私たちの中にある外国につながる人に対する日常の思い込みや、外国につながる人が感じているジレンマについてワークショップを通して体験しました。学生は、「路線図を用いての誘導は、始めはなかなか伝わらず、ジェスチャーを交えると伝わりました。伝わると説明する側も、される方も嬉しくなっていきました。この経験を今後の自分自身のコミュニケーションの取り方に活かしていきたいと思います。」「文章は、点をつける位置によって捉え方が違うことを知り、普段、自分たちが何も考えずに使う日本語でも外国の人には難しいことが分かりました。これから外国の人と話す時には、工夫して伝えようと思いました。」などの気づきがありました。和やかな雰囲気の中で真剣に考え、学びを深めることができました。将来の仕事や生活に生かしていって欲しいと思います。お忙しい中、ご講話いただきました奥村先生、石山先生、本当にありがとうございました。

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