インクルーシブな社会を考える
日本代表がドイツとスペインを破るジャイアントキリングを成し遂げ、大いに盛り上がったFIFAワールドカップカタール2022。しかし、その開催の裏では、LGBTなど性的少数者や外国人労働者の人権問題も注目されました。
そこで、12月16日(金)のコミュニティ・スポーツ論(担当教員:竹田昌平)の授業では、これらの人権問題について考えるきっかけとして、一般社団法人みえのパラスポーツ代表理事の佐野恒祐さんをお招きし、講演ならびに意見交換の時間を設けました。
佐野恒祐さんのトランスジェンダーとしての経験談やLGBTの啓発活動、障がい者スポーツ支援の取組みなど、色々なお話を聞かせていただきました。
また、学生からの質問に対しても、丁寧にご返答いただきました。
鈴鹿市の鈴鹿大学国際地域学部では、スポーツやスポーツの周辺で起こっている諸問題について学び、考える機会がたくさんあります。
スポーツは、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、誰もが楽しめるインクルーシブな世界の実現に貢献します。