【世界遺産論】世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のツアー企画
【世界遺産論】世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のツアー企画
鈴鹿大学の特徴ある授業として「世界遺産論」があります。
三重県には、2004年7月に登録された世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」があります。
講師の伊藤文彦先生は、三重県の行政で、実際の現場で世界遺産の保護と保全に長年携わってきた研究者です。
「熊野参詣道伊勢路」の本来の役割である「巡礼」を体験できるような観光利用が大事であると述べておられたのが印象的でした。
なるほど、それであえて一般的な「熊野古道伊勢路」と呼ばずに「熊野参詣道伊勢路」なんですね。
最終日には、学生たちが世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を活用したツアーを作成し、発表をしました。
それぞれのグループのコンセプトは「平安体験」と「アニメ」で、「全てを踏破」と「一部を歩く」とタイプは違うものの、授業の内容を活かしたものとなりました。
県内に世界遺産があるという恵まれた環境があってこその授業だと思いました。
暑い中の集中講義、お疲れ様でした。