2022年06月30日
※コラム【研究のトビラ (松倉信幸)】
昨年度執筆した「日英語の距離を置くコミュニケーション―フェイス侵害行為の視点から―」を学会機関誌『東京英語教育研究第3号』に掲載していただきました。
日英語の文化が大きく反映されているポライトネスにおける距離を置くコミュニケーションのやり取りには、話し手と聞き手との間の人間関係によって、言葉、表現、あるいは文法形式の選択が行われます。
ブラウン&レビンソンのポライトネス理論に基づいて、話し手と聞き手による距離感、話し手と聞き手の力関係、そして、特定の文化における負荷に焦点を置くフェイス侵害度(測定法)を根拠として考察しました。
これからも、日英語コミュニケーション論の研究からは離れられないです。