2020年11月26日
4年生 教職実践演習(養護)
11月16日(月) 養護教育学専攻4年生を対象に三重県教育委員会事務局研究推進課の研修主事 丹羽千代先生に、
三重県の「校長及び教員としての資質の向上に関する指標」を中心に卒業時に身につけておきたい養護教諭としての資質についてお話いただきました。
丹羽先生は、養護教諭の研修を担当されており、報告・連絡・相談が大切で、その際には養護教諭としての方針を持った上で伝えることを心がけるようにと教えていただきました。
また、緊急時にバイタルサインを正確にとれなかったり、正常値が思い出せなかったりといった新人の養護教諭が遭遇する事例などを紹介し、
日常的にバイタルサインの取り方を練習しておくことや、正常値の確認をしておくことでとっさの時に慌てずに対応できることなどを具体的に説明していただきました。
養護教諭として日頃から保護者や教職員とのコミュニケーションを大切にしていることで、児童生徒への支援が円滑にできたことや、
「先生がいてくれると安心する」と保護者や児童生徒からの言葉に養護教諭をやっていて良かったと感じたことなど、ご自身の経験をお話していただき、学生の質問にも丁寧にお答えいただきました。
参加した学生たちは、卒業後に養護教諭として働くことへの自覚を高めることができました。